作品説明〜溶けかけの雪だるま〜
溶けかけの雪だるま・・・
「何で雪だるまは溶けてしまうん?」
「もう、会えないん?」
とある雪の日に作ってもらった雪だるま。
一緒に遊んだのに、気温があがった次の日、
溶けかけた雪だるまを見て、悲しむ子猫。
もう、一緒に遊べないのかな。
きっと、猫にも寂しいとか、悲しいという感情はある。それは多分、物に対してもあると思う。
長年、使い古したぬいぐるみにも、ほんの一瞬遊んだおもちゃにも。だから、そんなものを書いてみた。
この子猫にとっては、たった一日でも、かけがえのない、大切なお友達だたのです。